ホームページの
もう1つの役割
例えばこんなことがあります。ある歯科医院は、これまで十余年、地元の患者を対象に営んできました。駅前に少し大きめの広告看板を掲げ、たまには新聞の折り込みチラシなどを活用し、宣伝をして来ました。それが功を奏し、そこそこ知名度もあるようです。
ある日、突然歯が痛み出し、咄嗟に駅前の看板を思い出し、ネットで調べて予約をしようということになりました。ネットにアクセスしてみると、歯科医院がたくさんリストアップされ、ウロ覚えながら、どうにか目的の医院のものらしい広告ページにたどり着いたものの、営業時間も定休日も書かれていません。ふと横に目をやると、もっと近くの医院が紹介されていました。その医院のページを訪問してみると、あと1時間後に診察が始まることが分かり、すぐさま電話をして予約を入れました。
予約が取れた医院は簡単なホームページを作っていましたが、駅前に看板を出している医院は、別の誰かが提供するタウン情報ページに偶然掲載されていたものだった、というわけです。会社に関わりのない他人が提供する情報には、必要な情報が記されていないばかりではありません。会社にマイナスになるようなクチコミが併記されていたとしたらどうでしょうか。
ホームページはどんな簡素なものでも、用意しておくに越したことはありません。もちろん、ホームページの雰囲気(デザイン)や内容が、構想と掛け離れたイメージを植え付けてしまわないよう、それなりのものであるほうが良いと思います。しかし、正確な情報を提供する役割を担う面もきっちり押さえておく必要があります。
中小企業ならずとも、顧客が地元に限定される個人商店様にもじゅうぶん効果が期待できるものと、ホームページ制作をお勧めしています。

